Allieの小さい過ち、飼い主の大きい過ち

Allieの傷は、かさぶたが乾燥して、順調に回復している。ただ、エリザベスカラーを取るとすぐ舐めるので、外せない。これで2日目。1日目はどうかしたのかと心配になるほど大人しかったが、2日目ともなると、おもちゃを追っかけまわして、元気一杯。ちょっと椅子を引いておいたテーブルに早速飛び乗ったり。
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飼い主は憂鬱。2匹目をあきらめた。

実は、話は進んでいて、今週末に会いに行くことになっていた。会えば連れて帰ることになるに決まっている。それでいいと思っていた。

2匹目となると、ついついこちらも注文が多くなる。こんな色で、こんな大きさで、こんな性格で、とか。ブリーダーさんと連絡を取っているうちに、自分の考えが間違っていることに気が付いた。

健康なMシュナというものは、大きさにも標準というものがあり、真面目なブリーダーさんは、そういったシュナの繁殖を心がける。その中でたまたま小柄な仔が生まれたりすることもあるが、小さい仔を生ませようとするのは間違いなのだ。

私は、無理やり小さくさせた仔犬が欲しいわけでは決してないが、それでも2匹ともなると、Allieより大きなのは手に負えない。それで小さい仔にこだわり、「成犬になったとき」の大きさをしつこく尋ねた。

ブリーダーさんとのやり取りのうち、それは間違いだと気が付き、恥ずかしくなった。2匹目を探すのは止めた。2匹目がいてもいい、という気持ちに変わりはないが、探すのは止めた。出会うのを待つことにした。

私が2匹目を飼うとしたら、それはこちらが色々注文を出して、それに合う犬を飼う、というのではなく、私が育てるしかないという状況になったときにそれを飼う、ということにする。

親切で優秀なブリーダーさんの仔犬をお断りすることになり、ご迷惑をかけたことで、申し訳なさで一杯だ。これまでの考え方の甘さに自己嫌悪。
by babeha | 2006-08-15 18:29
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