非常識な飼い主

午後3時前だった。こんな時間に公園へ行くことは滅多にないので、出会うわんちゃん初めてのわんちゃんばかり。Allieは知らないわんちゃんにはわん見知りで、近づかない。

1匹のノーリード・ヨーキーが近づいてきた。飼い主は背を向けて別の人とおしゃべり中。何かがあってはいけないので、Allieを横に付けさせて様子をみていた。ヨーキーはAllieの鼻先まで来ると突然ワンワンワンと吠えて噛み付こうとする。ほんの一瞬のことだったが、すぐリードを引いて抱き上げた。間一髪間に合って難を逃れた。

これほど緊迫した瞬間は初めてだ。予想していたから間に合ったようなもので、油断していたら、きっと噛み付かれていた。ショックのあまり心臓がドキドキして動悸が収まらない。立っていられない。すぐ横の土手になったところに腰を下ろして、ひとまず落ち着くことに。

冷静になると腹がたって来た。「リードして下さいよ!」飼い主はおばあさんだが、遠慮していられない。そのときのやり取り。

O(おばあさん):どうかしました?
A(Allieまま):噛み付かれるところだったじゃないですか!
O:うちのは絶対噛み付きません。そちらがかかってきたんじゃないんですか?
A:そんなはずないでしょう!うちのはここにいて、お宅のがそちらから近づいてきて、噛もうとしたんじゃないですか。リードして下さいよ。
O:うちのは噛んだことないですよ。もう年寄りで歯もないし・・・。
A:そういう問題じゃないでしょう。ショックで私心臓がドキドキしているんですよ。とにかくお宅の犬は危険だから、リードして下さいよ。
O:うちの犬はメスが嫌いなんです。おたくメスですか?
A:だから、リードして下さいよ。
(ここで渋々リードをする)

最後はAllieに向かって「ごめんなさいね」と言っていたが、きっと自分が悪いとは思っていないに違いない。

その後、はじめちゃんママにこの話をすると、「うちもやられた」と。あずきちゃんも同じ目にあったとのこと。許せない!こうなると意地だ。明日も同じ時間に行ってみよう。

これが悪名高き「アイちゃn」。
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by babeha | 2008-03-27 18:01 | ノーリード犬
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